ルート34

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思春期ビターチェンジ 1巻感想

今回は漫画などの感想は控えようかと思いましたが、何も思いつかなかったので、結局最近完結した思春期ビターチェンジ1巻の感想を書きたいと思います。

一言で言うと、主人公二人のTSものではあるのですが、戻らないまま月日は過ぎていきそのまま入れ替わった体で思春期を過ごしていく漫画です。

 

この1巻は、小学生編〜中学生編初期(1年生)が描かれています。

最初に、主人公の2人がまだ戻れないよどうしようとなったところで3年前に戻ります。

二人が入れ替わった切掛は木から落ちてぶつかったと言う古典的な入れ替わり方ですが、違うのは最初も述べたとおり、ここから戻らないまま成長していってしまうという点です。

小学生編では、入れ替わったのちにお互いの家庭を理解すること(特にユータがユイの冷え切った家庭の現状を把握する。)、和馬という唯一無二の理解者を得ること、ユータの弟の春樹がなんとなく気づくエピソードが描かれていました。

特に、和馬が信じてくれたのは二人にとっては大きかったでしょうね。

もしいなかったら、二人の生活は破綻していたかもしれない。それくらい大きな存在でした。

 

中学生編では、結衣(ユータ)が初潮を迎える場面があります。もともとが男だったため、生理がわからないユータはオロオロしてしまいますが、ユイの活躍で事なきを得ます。

この部分で、特に意識していなかった異性の体になっているということを強く認識することになりますが、色々と考えさせられる部分がありますね。

性の自認は幼少期からの積み重ねが締める部分もあると思いますが、意識が異性の体に入って、構造が違う脳になるとどうなるのかとか考えてみると色々不思議な感じがします。

例えば、異性の体に入ったことで趣味嗜好等が変わってしまわないのかなどです。

 

まあ考えても現実世界では現時点ではほぼ起こり得ないことなので、考えてもどうしようもないですがね。

 

まとまりの無い部分になってしまいましたが、以上です。