JR四国収支状況
2月14日の徳島新聞の記事に、現在のJR四国の収支状況が載っていました。
リンクは以下にあります。
これを見てみますと、本四備讃線以外は全て赤字で、その本四備讃線の黒字分も恐らく四国内で一番需要が大きいであろう高松〜多度津で食いつぶしてしまうという燦々たる状況です。
これを見ていてやはり感じたのが、営業係数があまりにも大きくでてしまう路線よりも中途半端な営業係数の路線の方が赤字額自体は大きいなという印象です。
営業係数が大きすぎる路線はそもそも本数が極端に少なかったりするので営業費用も少なく、赤字額自体はそこまで大きくなりません。
しかしながら、中途半端な営業係数の路線は、需要もそこそこあるので本数もある程度は必要になるため営業費用がかかってしまい、最終的に赤字額が膨らんでしまうのです。
そういう観点で見ていると、四国は中途半端な営業成績の路線が多く、これからどうするのか考えるののが大変な路線ばかりだなと思いました。
需要があるだけに思い切った廃線も難しそうです。
国地方の行政が今後どうしたいか考えないといけないでしょうね。
特に国の国鉄の分割の仕方がこれに響いているわけですし。